食べても太らない体質作りのカギは基礎代謝にある
いくら食べても太らない♪
なんといい響きでしょうか。
世の女性の多くは太りたくないから、高カロリーのものを控えて我慢するのに、体重や体型を気にせずに好きなだけ美味しいステーキや焼肉、ケーキを食べても全然太らない人って周りにいませんか?
いわゆる痩せの大食いというような人で、ちょっと食べるとすぐ太って体重が増えてしまう人からすると羨ましい限りですよね。
そういう体質に自分もなりたいと思っても、やはり体質だからと諦めてしまうのは早計です。
食べても太らない体質に変えるカギは、基礎代謝にあります。
聞いたことがあるかもしれませんが、運動せずとも消費されるエネルギーのことを指し、基礎代謝が高いほど何もしなくても体内のエネルギーが多く消費されるものです。
基礎代謝は10代の頃がピークで、その後20代以降になると年齢とともに徐々に下がってきます。確かに男性でも女性でもそうですが、10代の頃はいくら大食いしても太ることはなく、いつもお腹が減っていたということはありませんか?それもこの基礎代謝が高いことが一つの理由です。
30代以降、急にお腹がおっこりと出てしまったりウエストが太くなって20代の頃に履いていたスカートやズボンがきつくなってしまったり、体重が増えて顔がふっくらとしてしまうという中年太りの主な原因もそうです。
食べる量は増えていなくても太るのは、代謝量が減っているからです。
この基礎代謝をアップさせることで、消費エネルギーを高めることが、食べても太らない体質にするためには重要な役割を果たします。
基礎代謝アップの方法。あなたならどれを選ぶ?
では基礎代謝アップをするにはどうしたら良いのか?
いくつかの方法があります。
適度な運動を行う
適度な運動を行うというのは、一般的にダイエットする場合の方法としてすぐに思い浮かぶものですが、基礎代謝アップにも貢献してくれます。
適度に運動をすれば、運動が終わった後も体内の脂肪が燃焼を続けますので、食べても太らない痩せ体質の状態にするにはうってつけの方法です。
ただし、あまり激しい運動は避けたいところです。あまりハードなトレーニングをすると、活性酸素が多く体内で発生することで、体が錆びつくからです。そうなれば肌の老化も進むなどのリスクも生まれます。
筋肉を付ける
筋肉を付けることで基礎代謝がアップします。逆に筋肉が落ちると代謝量が減ってしまうので、太りやすい原因になります。
よくスポーツ選手が現役を引退とすると急に太ってしまうのも、筋肉が落ちてしまうことが原因の一つです。
体温を上げる
体温も大きな関連性があります。
体温が1度上がると基礎代謝は12%アップしますので、普段から体温が低い方は軽く運動したり体を動かして血流を良くしたり、お風呂にゆっくりと浸かるなどして体温を上げるようにすると良いでしょう。
肩甲骨周りの褐色脂肪細胞を活性化させる
肩甲骨周りにある褐色脂肪細胞というのがあり、これが活発になると基礎代謝も上がります。
普段座りっ放しで肩から肩甲骨のあたりが凝っていてあまり動かしてないという方は隙間時間にぐるぐると肩を回して、ここを活性化させると良いでしょう。
ビタミンC、酵素を補給する
ビタミンCや酵素も基礎代謝をアップしてくれます。
粉末のスムージーを飲む
運動や筋トレなしで、食べても太らない方法、それも簡単で手軽なものなのがスムージーを飲むことです。
最近はスムージー専門店もあるなど、流行っていますが、特にダイエットのために作られた粉末のものは、予めカロリー計算されたうえで食べても痩せるように作られているので、便利です。